サラリーヒューマンの活きるつぶやき

大企業が安定しているというのは幻想になりました。ブラックとかハラスメントとかいろいろあります。会社で活きることは単に与えられた仕事をやることではありません。AIなんて出てくると単純なことは人がやらなくなります。そんな環境で活きるきっかけになればと書いています

想像力のすれ違い

人は自分の想像力を超えられないという話

どこぞの自治体で、4630万円の給付金を1個人に誤振込してしまい
振り込まれた当人はネットカジノで使い切ったと主張している


報道では、専門家?の推測が多く何が事実なのかさっぱり・・・

ネットカジノで10日間で使うなんて信じがたいと弁護士がコメント

そもそも、誤振込は町役場がやらかしたもの
どこぞのニュースでは、
要らん振込依頼書があって、
それは関係ないと誰も気にしなかったという話
それがそのまま銀行で処理されてしまったというオチらしい


銀行が気にしなければ事件化しなかったわけ
銀行の指摘があるまで、役場は正しい処理をしたと思っていた


自治体では、フロッピーディスクでやりとりしていて
今回は町役場担当が若い人だから慣れていないだろうという話もある


また、デジタル化が進んでないからだという批判もある
(それは間違っていないとは思う)

 

今回の話の思考は何だろう


町役場は、コロナ給付金なんてこれまで無かった事なので
非定型な業務だと思う。

定型業務ってマニュアルもあるだろうし、
慣れていると、頭あまり使わないんです
逆に、非定型業務って疲れるんですよ
だって、次何やろうって考えてやらないといけないでしょ


非定型の例は料理
料理サイト見てやっているのは別として
毎日違う献立を、違う調理方法でやるんだから
(だから、ボケ防止に料理がいいと言われるんだろう)


しかし、人間って同時に1つのことしかできないから
考えながらやると、目の前の事がおざなりになるし
考えた事を忘れてしまうこともある
(だから思い立ったらすぐメモするって習慣のある人がいるわけで)


ニュースだと、振り込み依頼書に今回の逮捕された人のものしか
記載が無かったという話のようだ。
必要かという考えに及んだが、それを全員分必要では?という
想像はできなかったのだろう。


また作業をやった上役の人が、確認をしたんだろうけど
この振込依頼書は使わないだろうと考え、
フロッピーディスクにコピーしないだろうと思っていたから
最後にフロッピーディスクを確認しなかったのかもしれない

 

ネットカジノをやらかした人
いきなり4000万円なんて宝くじの当選みたいなもんでしょ
宝くじ高額当選者の末路の1つに破産したってのがある
それで本になるくらいなので、母数がどのくらいかは定かでないけど
そういう視点もあるんじゃないかなと思う


当人からすればあぶく銭で、例え町役場が話をしても
殊勝なふりして密やかに返すわけないだろって考えがあったかもしれない
(返還請求で裁判になるかを想像していたかは知らないけど)


自治体のいうことを素直に聞かない人も一定数いるんだろうし
全てが当人の金への執着だけで納得させていいのだろうかと思う


いずれにしても、各人の想像の範囲内で良しと思ったことをやったんだろう。
それを、もっと広い想像ができる人が何故できなかったのか?と言われても
思いつきもしませんでしたとしか答えるしか無いな

 

それを、外野がしたり顔で批判しても何も生まれない


そして、なんだかんだ言って、
そういう痛い目にあわないと
悔い改めるってことしないからね。


P.S.
最終的に返金してもらうとしても、本来受け取るべき人に10万円はいったのだろうか