サラリーヒューマンの活きるつぶやき

大企業が安定しているというのは幻想になりました。ブラックとかハラスメントとかいろいろあります。会社で活きることは単に与えられた仕事をやることではありません。AIなんて出てくると単純なことは人がやらなくなります。そんな環境で活きるきっかけになればと書いています

進撃の凡人

東京都が11日に休業要請がステップ3となり、19日には全面解除と
言われています。大阪府は既に解除され休業要請を行っている場所は
だいぶ無くなりました。
(イベント開催とか公立施設ではまだ自粛、休館しているところは
まだありますが)。

 

それに合わせて個人ではなく企業相手商売の企業も活動を
本格化するところも多いでしょう。

 

ウィルスは自分に付着しなければ何も起こらないんです。
もっとも来ないかどうかが分かればこんな騒ぎは無いんですが・・・
知っての通り、根絶したわけでも、治療する手段があるわけでもなく、
人の動きと共に感染者が増えることは容易に想像できます。

 

韓国とか中国とか退治したとか自信満々に発表したのにね。
どこの国も同じでウィルス感染と経済を秤にかけているのは確か。

 

営業再開は売上再開ではない

ニュースでは休業要請解除と報道されているが、
東日本大震災の時もそうだったように
会社の売上が戻るのはもっと先じゃないかと思う。

 

例えば飲食店。
密を避けるようにということで空席を作って距離を作っている。
下手をしたら席の稼働率が休業前の5割になるんじゃないか?
売上が宣言前の5割とまではいかないが7割程度になると言われている。
しかし、売上7割は非常に厳しいのが実態。

 

持続化給付金の発注でサービスデザインなんちゃらへの発注と
多重下請け構造云々が妥当かどうかいう議論があるが、
そんなことより1か月前の申請がまだ処理が終わっていないことが
どうなの?という話をすればいいのにね。

news.yahoo.co.jp

 


それはそうと、飲食店を支えるのだっていろいろあるわけで・・・・

 

食材も肉、魚、野菜、米、麺、パンといろいろあるし
飲料、食器、紙ナプキン、店頭の泥落としマット、
筆記用具、レジロール紙、ごみ袋・・・

 

飲食店で消費するものがあって、それを納入する会社がある。

単純に考えて、先の売上7割ならば、納入先会社への発注も
7割になるってことは想像できるんじゃない?

当然、納品先会社に納品する会社だって・・・と7割の連鎖は続く・・・

 

そしてパンデミック前と同じ世界にはならない

一部の人は、コロナが終わったら・・と考えているだろう。

 

ここで、更に話がややこしくする事がある。
米中の覇権争いがそれ。

 

米国はWHOの事務局長の言動も中共寄りと5月29日に脱退表明とか
香港の国家安全法に対抗した、香港に対する経済優遇解消とか
ファーウェイにかけた半導体輸出規制とかいろいろ話がある。

一方、中国は超限戦という武力ではない戦争(経済戦争だったり)に則り
ウィルスの発生はアメリカであるとか、マスクなどの医療品を送ったり
(汚れがあって返品という話もあるが)
他国への責任転嫁と恩を売るなどで対抗している。


とは言いつつも、コロナウィルスの感染者が当初多かった国は、
実は中華人民共和国(中共)と親しい関係にある
(国がというより首脳がってとこ)
というところもある。
イタリア、ドイツ、イギリス・・・

実際、ウィルスが流行る前に、中共がマスクを国外から買い占めたとか
WHOのパンデミックの宣言も遅らせたとか話もあり
中共への不信が大きくなっていることもある。

 

そんなわけで、先が見えない話ではあるが
今後中共との取引に制限がかかるかもしれない
中国のご機嫌を取っていたら、
先々はチベットや香港と同じにならないとは限らない。


相手の望みに役立つことは何だろう

話が大きくなったが、ウィルスが流行る前には戻らないということ
一時インバウンドで中国人の爆買いとかあったがそれもどうなるか?
ということ。

で、会社に勤めるサラリーヒューマンとしてどうすりゃいいの?
幸いに給料もらえているのであれば、今やっている仕事だけでなく

 

相手の今の望みに役立てることは何だろう?

 

ということを改めて考える時。

 

自社の取り扱う商品がお客の望みを叶えることに
今でも役立っているならば
(役立っているかはお客に聞いてみればよい)。

 

もっと多くの相手に役立つにはどうすれば良いだろう?
もっと素早く役立つようにできるにはどうすれば良いだろう?

 

これらを問うのはどうだろう?

逆に今望みを叶えることができていないなと思うのであれば

 

相手の望みをちょっとでも叶えることができることは何だろう?

 

と問いてみればよいと思う。

すぐにできることではないかもしれない。
しかし、それがやりやすいのは会社というところだと思う。
最初は、近くの人との雑談でも良いと思う。

 

経営者のビジョンを伝えるのだって、1回で社員が動くなんて思うのは
傲慢以外の何物でもない。何回もやるからこそ伝わる。


だから凡人なサラリーヒューマンだって何回も話をすることが
意味を持つのではないかと思う。

 
P.S.
これまでと同じことをやっていれば大丈夫と考える人は
まずいと思う。