鬼滅の刃は幸せか
新型コロナに振り回されて10ヵ月がたった。
日本では新規感染者が毎日300~700人くらいを推移しており
他国では、過去最高の人数となっているところも。
ANAでは、2021年3月期の最終利益予想がマイナス5400億円の
見通しを示し、トヨタ自動車などへの出向を打診したとのこと。
ANA、過去最大5000億円の赤字見通し…旅客数の大幅減続く : 経済 : ニュース : 読売新聞オンライン
ANAだけではない。
観光事業や飲食事業も厳しいから goto travelとか goto eat を
やって消費を促している。
そして、なんちゃらクラスターであったり、
コロナ離婚であったり、自粛警察であったりいろんな言葉が生まれた。
感覚としては、必要なものまで断捨離してるようだ
(本来、断捨離は不要なもの限定だけど)
その結果、幸せまで断捨離しているんじゃないか
と、ふと思った。
幸せって何だ?
じゃあ、改めて
幸せって何ですか?
よくおいしいものを食べて「しあわせー」と言うけど
おいしいもの自体が幸せではない。
おいしいもの自体が幸せであれば、
大量に食べればとっても幸せ。
その後、腹痛になってもそれも幸せなんでしょ?
おいしいものを食べて満ち足りるのが幸せ。
でも、おいしいものはあっという間に無くなるので
それで得られる幸せもあっという間に無くなるんじゃない?
会社勤めのサラリーヒューマンは
日曜の夜に、月曜の会社のことを思うとげんなりする人も
多くいることだろう。いわゆるサザエさん症候群。
それだと幸せってすごく限定的。
会社だって幸せな方がいい
太平洋戦争で敗戦し、都市部が壊滅的状況になったので
生きることが最重要であり、他の国においつくという
目標があった時代は、何よりも食べ物とお金!だったので
それ以外は考えなくても大多数は良かった。
Japan as No1とか言われるようになったけど
幸せを得るものが何かを探す人が増えたんじゃないか。
でもお金が根底にあって、お金欲しさに土地の転売で
儲けたところが結構あった(1980年代まで)
そこまでは会社で個人の幸せって
考えなくてよいというところが
多勢だったんだろう。
ようやく会社での幸せということを考えて始めたんじゃないか
幸せが先か、儲けが先かという議論は多々あるけど、
これらの会社は幸せを先にした結果である。
鬼滅 = 幸せ?
鬼滅の刃 劇場版がすごい勢い。
公開3日で342万人を動員し、興行収入は46億円。
思うに、主人公 炭治郎って幸せですか?
鬼に家族を殺されて、唯一残った妹は鬼になっている。
鬼になった妹を人間にしたい一心で鬼殺隊で生きている。
家族を守れなかったとか自分だけ生き残ったとか
今風で言えば PTSDになってもおかしくない。
そのような舞台設定ですが
これを見た342万(以上)の人は何を思ってるのでしょう?
私見だが、幸せはつかみ取るというのがあるんじゃなかろうか。
先に書いた、会社での幸せ云々は、会社側の行動。
それに依存すると幸せはもらえるものと思ってしまう。
自分からも何かをすることで、お互いが幸せな状況というものが
できるのではないかと思う。
幸せのために、ちょっとやることは何でしょうか?