サラリーヒューマンの活きるつぶやき

大企業が安定しているというのは幻想になりました。ブラックとかハラスメントとかいろいろあります。会社で活きることは単に与えられた仕事をやることではありません。AIなんて出てくると単純なことは人がやらなくなります。そんな環境で活きるきっかけになればと書いています

「考える」を考える

ライフネット生命を創業し、今はAPU学長である出口治明
本を読むのが好きで、世間からは知の巨人とか言われています
(当人はどう思っているかは知りません)。

 

そんな出口氏が、11月14日に東京杉並区にある光塩女子学院
行った講演会の記事。

gendai.ismedia.jp

テーマは「何故勉強するのか?」。学生向けのテーマなんでです。

 

出口氏曰く

勉強することは、人生の選択肢が増えること

 学生は勉強していい大学に入っていい会社に入るということが
多くの人の頭にあるのが現実。
だから高校は、大学への進学率を出してくる。

それは1つの面でしか無い。


将棋の藤井聡太氏をきっかけに将棋に興味を持った人が多いらしい。

が、藤井Loveと追っかけで満足するか、
自分も将棋をやってみようという人が出てくる。
どっちが悪いということは無いが、後者は将棋をやるのに
教室に通うとか本を買ったりするだろう。

それも勉強。

その後、難しいからやめるということもあっても
少なくとも駒の動きくらいは分かるようになるしね。


会社でも勉強

会社でも勉強はあるが、研修という名前になるか
OJTという入社経験が浅い社員向けの取り組みというのが多い気かする。

実務では、ある程度のレベルになると、
これまでの知識で対応できるので
新しい分野への敷居が高くなる。

また、マニュアルに書いてあることだけやればOKみたいな
考えに陥っている人もいる。

 

一方で、常に何か勉強している人もいる。

 

その違いは何だろう?


考えるを考える

出口氏は講演の中でこんなことを話している。

知識×考える力(探究力、問いを立てる力)=美味しい人生

 勉強で得られるものの大部分は知識になる。
ぶっちゃけマニュアル読んでも勉強ではある。

そこに考える力というのが加わると、
得られえるものが増えるってこと。


これって預金の複利と同じ。
100円で、年利3% ならば

100円×103% = 103円
103円×103% = 106円
103円×103% = 109円
・・・

と増えていく。
この年利が考える力。

 

出口氏は、保険業界への違和感から、
ライフネット生命を作ったという話を聞いたことがある。

保険業界の常識という知識に出口氏の考える力を
かけ合わせてできたんだろう。


でも、考える力ってどうやって出てくるのだろう?
考える力ボタンなんて無いしね。

 

私はこれかなと思う。


・気にする
・違和感を大切にする


いろんな答えがあると思う。

あなたの考える力の源泉って何ですか?