DX ハズ カム
4月。
1年前は左右上下コロナ一色だった。
今年は良くも悪くも、そうじゃない。
だからなのでしょうか
新入社員?に見える人が街中を歩いているのが目にはいる
コロナで下がったものの1つに場所の優位さ
会社勤めというところでは、テレワークが普通の言葉になり
どこからでも使えるというクラウドってテレビCMで聞く。
スマートフォンで何でもできてしまうご時世で
仕事がオフィスでやるものという常識が壊れたのであるが
この先どうなるのだろう?
コロナが崖崩れを意識させた
そんな時代背景というわけではないが
数年前から DX(デジタルトランスフォーメーション)と
2025年の崖なんて言葉が出てきた。
https://www.meti.go.jp/press/2018/09/20180907010/20180907010-2.pdf
DXは、2004年にスウェーデンのエリック・ストルターマン氏が提唱したもの
ITの浸透が人々の生活をより良くするというもの。
工業的なテクノロジーでは時代を後追いするものが多い日本で
ITやばいと言っているのが、さっきの経産省のレポートで
このまま2025年になったら、12兆円/年の損失になるよ・・と
経産省のレポートが出たのは2018年
2020年5月にDX促進してるか?と
自己評価した企業のまとめた結果が出ている
読んでみたら戦略的にやっている会社はそう多くはないらしい
ちなみに、アンケートは 2019年12月なのでコロナ前の状態。
コロナで2020年は進まないだろうと想像すると
2021年がDX元年と言えなくもない
いや、私が働いている会社で付き合いのある会社で
組織改編を見るとDXとかデジタル推進とかいう単語が目につく。
もっとも、コロナが無かったら果たして組織改編なんて
あったのだろう?という気もする。
DX詐欺?
最近、IT業界はテレワーク、クラウド、Saasなどで、
業績が良いところも少なくない。
更にDXという言葉も見るようになった。
しかし、DXって実は分かったようで分からない言葉だったりする。
前述のWikipedia だと、そもそもは Tで人々の暮らしが良くなるということ。
例えば、、、
Sonyのウォークマン(知っている人、もはや多くない?)
これで、歩きながら音楽を聞くように変化があったその後、音楽はカセットテープやCDという物理的メディアから、
ダウンロードして聞くという持ち方に Appleが変え
という感じ。
一方、IT会社がいうDXって何だろう?
「このシステムでDXをしましょう」ってノリが多くない?
確かに業務効率化にはなるかもしれない。
働き方改革の流れにつながるだろう。
でも、経産省レポートで言っている
新規参入者によるゲームチェンジに対して
どこまで競争力となりうるのだろう?
それをIT会社に問うのも違うけど
DXって言葉に安易に引っかかると
オレオレ詐欺じゃないけど
会社の金をはいはいと渡すことにになりかねない
会社のビジネスをどうトランスフォームするか?という問いが
先じゃないかと思う
当たり前ながら、それは現場だけではどうにもならず
経営側が考える問い。
しかし、現場はネタを沢山持っているから
まずはそれらを集めまくるところから始めたらどうだろう
そして、一緒に考えてみる。
それこそ文殊の知恵になる。
それをもって、 IT会社を協同・協働するくらいの
熱量でDXに取り組むと、IT会社も感化されてやる気になる
デジタルで