基準は寄生虫 - サラリーヒューマンの活きるつぶやき

沖縄を過ぎ、九州地方へ進んでいる台風10号
 気象庁も今朝(9月6日)緊急記者会見を開き、

「台風を要因とする特別警報」を発表する可能性は低くなったものの、台風の接近に伴い、記録的な暴風や高波、高潮、大雨となる予測に変わりはなく、引き続き最大級の警戒が必要

と言っています。

特別警報の発令要件は、以下だそうです。

「伊勢湾台風」級(中心気圧930hPa以下又は最大風速50m/s以上)
の台風や同程度の温帯低気圧が来襲する場合に、特別警報を発表します。
ただし、沖縄地方、奄美地方及び小笠原諸島については、中心気圧
910hPa以下又は最大風速60m/s以上とします。

(出典)

今回は予想では基準を満たす中心気圧にならないからだとか何とか

とはいっても危険であることには変わりありません。
日本の気象の現在は観測史上という言葉であふれています。

一方私事ですが、働いている会社で、在宅勤務制度の
拡充の説明がありました(新型コロナだからこその話）

細かい話はしませんが、対象者が「ソフトウェア開発業務をする人」は
月1回の出社で良いという話が残っていました。

何でそれ残すの？と質問したら

「検討の結果、できる職種はそれだとなったから」

おいおい、新型コロナの影響で他職種の人も来とらんやんけ
と、小心者の私は、心の中で突っ込みました。

台風と会社の話で何？ですが
どっちも「基準」の話。

基準が無いと世の中は成り立ちません。
このブログだって、インターネット自体も
基準というか共通のルール、プロトコルが無ければ成立しません。

でも、基準を超えた現実があったら、
基準に従っていることでどういう結果になるのだろう？
ということです。

特別警報が出なかったから、大丈夫？ってことはないですね。
新型コロナで自粛要請(外出禁止でない)という基準に従っていたら
うつとか離婚とか運動不足で健康を害したという人もいますね。

基準が現実についてこれてないなと思ったら
基準を忘れることもありでは感じます。
そして新しい基準へとアップデートする。

世間ではゼロベースで、とか言いますね。
まずは、基準を忘れるということです。

でも、基準を忘れるって難しい。
我々は基準で生きているから。

あなたに基準が寄生している。
いや、基準にあたなが寄生しているのか？
どっちなんでしょうね。

そんな基準をアップデートするには

なんて問うとよさそうです。