サラリーヒューマンの活きるつぶやき

大企業が安定しているというのは幻想になりました。ブラックとかハラスメントとかいろいろあります。会社で活きることは単に与えられた仕事をやることではありません。AIなんて出てくると単純なことは人がやらなくなります。そんな環境で活きるきっかけになればと書いています

ものが先が人が先か

コロナ感染症による特定地域の緊急事態宣言発出から1週間が過ぎ
新規感染者数は減少したという程の感じはありません

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時を同じくして大学の入学共通テストが行われ、受験生は受験の緊張に加えて
コロナ感染の心配をしている人もいるだろう
(この心配は騒ぐマスコミにも責任はあるだろう)。

news.yahoo.co.jp


コロナ感染症で、医療崩壊が言われ続けている。
実際、入院待機の人数も増えている。

news.yahoo.co.jp

自治体では、増床を医療機関に要請している。
国では、要請を勧告にできるように変更を検討している。

www.tokyo-np.co.jp

病床やら制度云々を変えるのはいいのだけど
アベノマスクやら10万円の給付金やら企業の持続化補助金を配るのに
多大な費用がかかり、癒着疑惑を生み、処理時間を要したのに
制度やものだけを増やしているように見えるのは気のせい?

コロナ感染症の対応に当たっているのは、看護師、医師、保健所の人。
ぶっちゃけるまでもなく、そんな人々の頑張りでもっている。
AIでもロボットでもなく人。


紛争を体験したことは無いけど、病床だけ増やしたら戦争の時の
野戦病院のように、患者が横たわっているだけの状態にならないかな。


過去の成功体験をひきずる

人のパワーに頼るというのは、今に始まったことではない。
原始時代から、狩りを多人数でやるために集団ができて
戦をするから人を養うのに領土があって農工商が発展してきた。

昭和の高度経済成長時代は作れば売れる時は
地方から集団就職で工場などで働いていた。
外国に追いつけ、追い越せとか、
所得倍増とか不便が無くなる生活とかに憧れてがんばってきた。


今は、工場はロボットで自動化されている時代ではある。
が、そんな大量生産で、”Japan as No1” とかもてはやされた成功体験が
いまだ引きずっているのかもしれない。
ハードが先、それを動かす人はなんとかなる、、、みたいな。

確かに、ビジネスで、人を先に確保して失敗したら
多くの人が路頭に迷うのでやらんですけど・・・


事が進むにつれ、必要な人を確保するとか
その人に能力が必要ならば、育成を含め考えるとか
しないとできることが頭打ちになるのは想像に難くない。
感染症対策などという高度なスキルが必要なところではなおさら。

が、国や自治体、省庁?の報道からは
そんな発想をしている方がいるの?と感じます。


ブラック企業だって

世間を騒がせているブラック企業パワハラ

やり方とか強制力の違いはあれど部下を頑張らせる方法。
その結果、うつになるとか自殺とかするわけで・・・

頑張ることが悪いわけではない。
頑張らざるを得ないように追い込むことが良くない。
頑張る側のエネルギーが減っていくんだよね。


エネルギーを補充できればいいけど
ブラック企業と呼ばれる会社は
エネルギーを補充する時間が無い。
で0になったら お・し・ま・い 。

コロナ感染症で対応されている方々も
そんな状況になりそうというのが
医療現場からの声なんじゃないかと思う。


やらないという勇気

そんなすり減る状況を解消する方法は1つしか無い。
それはやらないこと。

その結果、あぶれたことはどうするかは別の話で
そのまま放置されて忘れ去れれるか
代わりの人がやるのか、代わりの仕組みがやるとか・・

 

医療崩壊という事がやってくるのであれば、
いずれはトリアージという名のやらないこと(人)の選択が発生する。
そういうところはもっと大きな規模で支援なりが必要だけど
それは現場から声を上げ続けるしか私は答えは持っていない。

そこまでの話でないことでも、やらないのは勇気がいること。
今まで、それで動いていたので。

しかし、今までやってきたからとか
何故やっていたのか分からなくなっているという話もある
結果、やらなくても良いことだってある。

 

それは、今、本当に必要ですか?

 

一度深呼吸して考えてみてはいかがでしょうか