サラリーヒューマンの活きるつぶやき

大企業が安定しているというのは幻想になりました。ブラックとかハラスメントとかいろいろあります。会社で活きることは単に与えられた仕事をやることではありません。AIなんて出てくると単純なことは人がやらなくなります。そんな環境で活きるきっかけになればと書いています

東日本大震災とコロナを知っている

2021年3月11日
東日本大震災から10年が過ぎた

10年という区切りだからだろうか
テレビでも被災地の今みたいな感じで
被災された方の今を取材しましたというものが
多く放送されていた。


12日 には、映画 Fukushima 50 がテレビでやっていた
(帰宅早々に見てしまった)。

Fukushima 50 (映画) - Wikipedia

そして、テレビから震災という言葉はしぼんでいった。


こんな記事があった

news.yahoo.co.jp

www.huffingtonpost.jp

震災のことを後世に伝えるのもメディアの役割なんだろう。
取材で実際の生の声を聞くことも必要なんだろう。
そこから生み出されてテレビに映るのは果たしてなんだろう?

記事では、「素材」という言葉が出ている。

それってバラエティ番組の芸人と同じなのか?
24時間テレビを感動ポルノとか評する人がいるが
そんなもん?

今年の震災テレビ番組を見ていると(さほど見てないが)
10年後の今、こうなりましたとか、
こんなことを目指していますとかというものが多い気がする。

それでも、取材を受けた人が、何か得ればよいけど
しかし、見た側からは、取材を受けた側が何を望んだのかは
分からない。

 

津波は知った

こんな記事もあった

www.huffingtonpost.jp

たまたまヘリの近くにいて
たまたまそのままヘリに乗って
たまたま津波を撮影してしまった人。
10年たった今でも葛藤があるという。


3月11日当時、私は都心にある会社で被災した。
とはいっても、室内の物が転がった程度で、ケガもない。
何が起こったのかとテレビを見ていたら、津波の映像が流れた。
上の記事に出ている方が撮影したものなのかもしれない。

恐ろしい・・・
しかし、私の見た津波の幅は 約 1m。
そう、テレビの横幅。

津波の恐ろしさを知ったが、身に染みていない。
違いは何だろう?
感情の強さが違うのだろうか?


コロナも知っている

昨年から新型コロナが収束していない。
感染者が多いのは、東京都をトップに人口が多い地区が主。
東日本大震災の被災地域は感染者が少ない
(岩手県は、最後まで感染者が出なかったとこ)。

感染者の中には後遺症に苦しんでいる人もいる。
一方で、夜の銀座でハシゴする国会議員もいるし
道端で缶ビール片手に談笑している人もいる。

ニュースで、週末の人出は云々ってやっていて
インタビューで、人が多いですねと語っている人もいる。


それらから何を得ているのだろう?


震災のテレビ番組と同じで、そこから何かを得られる人って
少数なんだろうなと思う。
後は「知った」だけなんだろう。

 

知ったらどうしよう?