見極めてどうする?
最近のコロナ関連の会見でよく聞いたのが「見極める」という言葉。
状況を見極めて
効果を見極めて
・・・
google で 「コロナ 会見 見極める」 で検索すると200万件超
同じネタでダブっているのだけど、多いです。
が、見極めて何を得たのだろう?
見極めるというのは、辞書をひくと
「十分に確認する」
「十分に検討した上で判断する」
などという意味。
しかし、新型コロナウィルスの何を見極めたのだろうか
外出する人が増えれば感染者が増えるし
減らせば感染者が減る
最近では、変異してマスクして外出しても感染すると
某大臣が言っている。
見極める って何よ?
コロナ感染症の行く末はそれとして、
見極める と言ってから関係者は何をしていたのだろう?
当然ながら、政府の人はコロナ感染症の専門家でもはない
正直言って経済の専門家でもない
いろんな情報を聞いたとて 見極めるというのができるの?
とか思う。
分からない事に対して、大量に情報を得ても
いつ決断すればいいのか分からない。
いつか、状況が変わる情報が来るのではないかとか思ったりする。
が、そんなものはきっと来ない。
その時に、人がとる行動なんて多くない
- 今知っていることで、ちょっとでも進むか
- もっと情報を求めるか
- 理由をつけて後回しにするか
- 首を引っ込めてじっとするか
- 他人に決めてもらうか
・・・あと何があるだろう
そんなのでも見極めると言うのかもしれない。
見極めるを極める
しかし、適切な決断なんて、できないというのが普通のこと。
我々凡人が決断するものなんて、過去に同じことあったのを
そのままパクっているか応用しているものが多くだろう。
そう考えると、コロナ感染症の決断なんて、誤る可能性が高い。
(それで被害が広がるのは困るのだけど)。
だからこそ、見極めるとか言って内実は先延ばしするとか
それは、やってられない。
指示を受ける人にははた迷惑になるかもしれないが
細かく修正をして見極め慣れすること必要なんだろう。
正直しんどい話。
サラリーヒューマンでも、コロナ禍で日々の仕事でも
決めないといけない場面が出てくると思います。
そんな時に、見極めるといって先伸ばすのか
本当に見極めるができるようになるのか
最初の決めることはこれだろう
あなたならばどうします?