サラリーヒューマンの活きるつぶやき

大企業が安定しているというのは幻想になりました。ブラックとかハラスメントとかいろいろあります。会社で活きることは単に与えられた仕事をやることではありません。AIなんて出てくると単純なことは人がやらなくなります。そんな環境で活きるきっかけになればと書いています

四半世紀後の未知なるものとの争い

2021年8月15日
76回目の終戦記念日
日本武道館では、政府主催の全国戦没者追悼式が行われた。

news.yahoo.co.jp

日本は、1937年からの戦争で約310万人が戦争により没したという

ja.wikipedia.org

戦争を体験していない人にとっては、
当時がどのくらい悲惨なものだったかを知ることはできるが
分かることはできない。

しかし、それがあったから、今の日本は平和だと言えることを
毎年繰り返し頭に入れなおす必要があるのだろう。


もう少し細かく見ると、民間人の犠牲数は

 

東京大空襲では約10万、
広島と長崎への原子爆弾投下で21万、
沖縄戦では15万、
サイパンでは1万

 
という政府の発表である。

ちなみに、サイパン陥落が 1944年7月7日で終戦が 1945年8月15日。
1年1ヵ月でこれだけの民間人の犠牲が出たということ。


その間、軍部は何をしていたのだろうか?


太平洋戦争の軍事作戦から軍部の検証を行った
「失敗の本質」という本がある。
古い本であるが、未だに読まれている本。


そこで言われていることをまとめたものがあって
それを参考にすると、戦略的な失敗と組織的な失敗があるという

『失敗の本質』が教える破綻する組織の特徴とは!? 8つの要点まとめ | ホンシェルジュ


(本の内容がまとめられているので注意)

すごくざっくりまとめると、こうらしい。

戦略的な面では、経験を普遍化するのが得意なんだけど逆が苦手。
組織的な面では、異質は排除する。


今はコロナの時代ですが

今に戻ると、コロナ感染で医療崩壊の危機と言われて久しい。

今、コロナを取り巻く状況はこんなもんだろう


マスク、給付金、ワクチン の供給が人任せ。
緊急事態宣言とちょっと軽い蔓延防止措置を繰り返す。
酒が諸悪の根源とつつきまくっている。
医薬品は、海外頼みで、国産はどういうわけか進まない。
首相は「最後の」発言を繰り返す。
分科会が政策に踏み込むと自主研究と言い放つ。


70数年前の太平洋戦争時と似ている気がしてならない。


補給を考えない戦線展開
戦力の逐次投入
戦艦頼み戦略からの変わらなかった
大本営の誇張した発表


などなど・・・

 

そのうち、医療関係者から特別救助隊ができるとか
欲しがりません、コロナに勝つまではという標語でも出るのだろうか。


我々は、ある種の争いの渦中にいるという感覚を
持った方が良いのかもしれない。
そして、我々を統治するものが、正しいかは分からないし。


そうなった時に、何する?
せめて自分の行動に責任をとることだと思う。

 

インターネットでいろんな情報を知ることができる時代であるが
一方で、情報が争いのもとなっていることも事実。
いつ誰かを傷つけるか分からないし、自分が傷つくか分からない。