サラリーヒューマンの活きるつぶやき

大企業が安定しているというのは幻想になりました。ブラックとかハラスメントとかいろいろあります。会社で活きることは単に与えられた仕事をやることではありません。AIなんて出てくると単純なことは人がやらなくなります。そんな環境で活きるきっかけになればと書いています

みずほ銀行・・・どこにでもあるトラブル

みずほ銀行がまた障害です。

news.yahoo.co.jp

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今年5回目なんですね。

いや~
私、みずほ銀行ユーザなんですが
滅多に人間が利用しないので実害もなく今日に至っていますが
考えないといけないか・・・


さて、今回の原因はコンピュータの故障だそうです。
そんな時に予備に切り替わるはずが、切り替わらなかったと。


そんなのおかしいじゃないか と思うかもしれません。


システムエンジニアの立場で言えば
あり得る話だよなと思うんです。


銀行はでっかい小遣い帳

銀行のシステム(他のシステムでもそうですが)
いろんなものからできています。

子供のころ多くの人がつけていたであろうお小遣い帳

親から小遣い100円もらった・・・
100円と、それまで500円持っていたら600円と合計金額を書きますね

お菓子を50円で買ったら
もっていた600円から50円を店に払って、小遣い帳には550円と書きますね。


それをシステムというのは

・計算するところ
・計算した結果を書くところ
・お金を受け渡しするところ

が、別の機械やらコンピュータでやっています。
するとやりとりを他に伝えないといけない。
それがネットワークというやつです。

まぁ、それぞれの機械やらコンピュータやら
ネットワークが1個だと不安なので
予備を持っておきましょうか。
というのが大抵のシステムです。


システムの主成分はストレスかも

そんなシステムですが、
人間の体と同じで使いすぎると壊れます。

人間って、なんか調子悪いなと医者に行ったら
検査では何も悪いところないですね。
ストレスじゃないんですか?
とか、言われません?


そんななんか調子悪いって状態がシステムにもあったりする。


銀行のシステムは止まることまかりならんというものなので
何か調子悪いというのもチェックしようとするんだけど
人間が考えることには限界があって
トラブルが絶対起きないというのは誰も断言できない
(限りなく起きないとは言いますが)。

 

もう1つ厄介なストレスってのがある。


それは、現場のストレス。
みずほ銀行は度重なる障害で、もうあってはならないと会見の裏で
現場には相当な叱責(罵倒?)がいってるんじゃないか・・
そうでなくても障害でどよーんとしているのにも関わらず、だ。
現場の人間は復旧や再発防止やらでストレスフルで長時間労働かもしれない
(働き方改革?こんな時はくそくらえになる)。


ストレスは、適度であればパフォーマンスを上げるけど
過剰だとミスを招く元になると言われている。


みずほ銀行の度重なるトラブルは、実はストレスが
慢性化しているのかもしれません。


他人事にする前に

ニュースになる度に、またみずほ?と言っている人は多々いるだろうが
多くの会社でトラブルは起こっているだろう?
それで客離れがとか、取引先から責められているならば
程度の差はあれど、似たようなもんだろと思う。

みずほ銀行の対応が良いのか?って視点でニュースを見ると
違った視点があると思う。